決めるのに悩むそのときに

実に多くの意思決定をするにあたって、Webで検索をしていると思います。ぜひ皆さんの判断のお役に立つ情報を掲載していきたいと思います。少し結論を急ぎすぎている感もありますが、それが特徴と思ってください。

中学受験(小4)~入塾前の勉強教材~

予習シリーズが手に入れやすい

新4年生のカリキュラムは3年生の2月から始まります。それに伴って塾に通い始める子が増えるタイミングですが、4月以降の仕事のこともあって塾には入らずに勉強中。そんなお供に四谷大塚の教材を選びました。

 

こんな方へ
  • 同じくこれから中学受験に臨もうとする親御さん
  • すでに受験勉強に突入している親御さん
  • 新4年生のお子さんがいらっしゃるご家庭

新4年生に入る前に

3年生までにやっている内容、結構ありますね・・・。

少し横着?油断をしていたところもあって、3年生のまとめ問題集を算数と国語を購入して解かせ始めました。さすがにある程度は学校の知識でいけるだろうと思っていました。こちらです↓

 

ジュニア予習シリーズ演習問題集 3年生 上・下

https://www.yotsuyaotsuka.com/kyozai/3rd_grade.php

 

新4年生の予習シリーズを始める前にと思って手に取りましたが、これくらいの知識が事前に求められるのかということを知る意味ではよい機会ですが、同時に3年生でここまで解ける子供もいるんだなという印象も。そういえば、今年の入試報告会に参加した際に難関校に合格した子供のインタビューを見ていると小学校1年生から塾に通っていてという子供も多く見られました。6年間塾に通うというのは、正直通い続けた子供がすごいなと感心します。息切れしてしまうのではと・・・。

 

難しくはないがフォローは必須

さて問題集のほうですが、受験問題感があり、それなりにやりごたえがある点ではおすすめです。ただ、学校の授業しか受けてなかった子供には自力で特には難しいところもあります。

国語

物語文や説明文など、文章の特徴別の問題が用意されております。まずこれまでの学校の国語の文章よりも長いです。文章自体はそこまで読みにくいものではないです。

一番のポイントはやはり問いのところです。

受験問題では頻出ですが、抜き出しなさいとか文章の言葉を使ってという言い回し、文章の主旨に合うものを探しなさい、該当箇所の始めの〇文字を書きなさい、などといったところ。あとは、理由を答えなさい、どうゆうことか説明しなさい、といった問いに対する答えの結び方、あたりはしっかりと求められます。学校の勉強の中ではそこまで厳しくは問われないケースも多いですが、やはり受験勉強の中ではそこまで求めていくのでおのずと正確に回答するところが難しさになります。

 

このテキストは意図してか、漢字の練習が入っておらず、代わりに慣用句などがついています。漢字は別途ドリルなどで学ぶことが必要です。そういえばことわざや慣用句を覚えないとなんてことありましたね。結構これ苦手だったイメージがあります。

 

算数

文章題を中心に分数や規則性、図形などがまんべんなく掲載されています。基本問題と応用問題という形で難易度が2段階用意されております。応用問題側の方も、そこまでひねった問題ではないので、十分解ける範囲の問題です。

中学受験の算数のポイントですが、やはり子供では文章題が長くなってくると条件の整理が難しくなってきます。図や絵にかきながら前提条件を整理していかないと、書いてある数字を使ってすぐに計算しようとします。意味を咀嚼するという点では、読解力が必要であるということを知る意味ではよい機会になります。

 

テキストの末尾には計算問題がついているので、こちらはひたすら解かせるしかないですが、こちらの記事でお伝えした通り、3年生では習っていないことが当たり前に書かれているので、計算の仕方を教えるところからです。反復練習で計算力を高めていくことは必須ですね。

decision-making.nabetunaghetti.com

 

進むペース

仕事の片手間で教えているので、なかなか平日はまとまった時間を取ることが出来ず、土日中心に勉強を教えます。この3年生分の復習について始めて1か月ちょっと経ちましたが、もはや復習のペースではなく、毎週単元学習をしているようなペースになってしまっています。つまりは、新4年生の単元に追いつくまでのペースはまだまだといったところです。塾に通わせると平日に教えてくれる人がいるというのは、一つのメリットだとは感じつつも、とりあえずもうしばらくは自宅学習をしつつ、遅くても夏までに合流しようという計画です。

 

まとめ

新4年生のカリキュラムは2月から始まりますが、社会人としては4月以降の仕事の具合が見えないとなかなか塾の送り迎えを始められるかという点が悩みどころです。一度始めてしまうともうずっと続くことだけあって。そんな都合からこの春はまだ塾には入らず自宅学習を始めましたが、教える時間も含めてペース配分は気を付けないとこの選択がハンディキャップになりかねないなとも感じています。

 

とはいえ、仕事の調整に苦労しながら塾通いというのも辛いところなので、ここは悩ましいところですね。