決めるのに悩むそのときに

実に多くの意思決定をするにあたって、Webで検索をしていると思います。ぜひ皆さんの判断のお役に立つ情報を掲載していきたいと思います。少し結論を急ぎすぎている感もありますが、それが特徴と思ってください。

【ガーデニング】芝生の健康を守る: 春のケアポイント

春のケアで元気な芝生を育てよう

 

暖かくなるこの季節、芝生も成長を始めます。4月下旬は、これからの季節に向けて芝生をしっかりとケアするための大切な時期です。この時期に適切なメンテナンスを行うことで、夏の暑さにも耐えられる元気な芝生を育てることができます。今回は、4月下旬に行うべき春の芝生メンテナンスについて詳しくご紹介します。

 

こんな方へ

・庭に芝生を育てている方(初心者向け)

 

 

1.芝生の刈りこみ

春の芝生は成長が始まっており、長く伸びた芝を整える時期です。4月下旬に最初の芝刈りを行うことで、芝生が健康的に育ちやすくなります。

刈りこみの高さ

初めての芝刈りは、芝生の種類に合わせて3〜4cmの高さに設定します。芝を刈りすぎず、適切な高さを保つことで、芝の根がしっかりと育つ環境が作れます。ぐんぐんと伸びていく夏であっても、芝の場合、丈の1/3程度しか切ることが出来ないので、このタイミングでの丈の長さが今シーズンの芝の丈を決めると思って、ほったらかしにしないで高さ維持をがんばりましょう!

刈りカスの処理

大きなお庭があって、芝刈り機で刈りカスも含めて芝刈り機で回収できることもあるかもしれないですが、芝刈り後は刈りカスを取り除くことが大切です。刈りカスが残ると湿気がこもり、病気の原因になることがあります。芝刈り機に集草袋がついている場合はそのまま集め、無い場合はレーキ(くまで)で掃除しましょう。

この作業、結構たくさんカスが集まるので掃除してる感がします!ただ、あまり強くやりすぎると芝を傷つけてしまうので、その点はほどほどに。

 

2.芝生に肥料を与える

4月下旬は芝生が急速に成長を始める時期です。このタイミングで肥料を与えると、より健康的に育ち、夏の暑さにも強い芝生を作ることができます。

肥料の選定

春は成長を促すために、窒素が豊富な肥料を使うのが効果的です。窒素が豊富な肥料は芝の葉を強く育て、色鮮やかな緑を保つことができます。

 

窒素が芝生にどういった役割をするか。

  • 葉の成長を促進する
     窒素は植物の葉を作るために欠かせない栄養素です。芝生は見た目の美しさ=葉の密度と色に直結するため、葉の成長を促す窒素が非常に重要になります。

  • 芝の色を濃くする
     窒素はクロロフィル(葉緑素)の合成を助けるため、芝生が濃い緑色になります。これにより、見た目にも健康的で美しい芝が維持されます。

  • 密度を高める(雑草の侵入を防ぐ)
     芝の成長が促進されることで密度が上がり、雑草が入り込む隙間を減らす効果もあります。これは自然な防草対策としても非常に有効です。

 

肥料の施肥方法

肥料は均等に撒くことが重要です。撒いた後、軽く土をかき混ぜ、肥料が土に浸透するようにしましょう。雨が降る予定があれば、その前に撒くと自然に土に溶け込みます。

 

 

3.水やりの管理

春の暖かい気候が続くと、芝生の根が活発に成長を始めますが、水やりのタイミングには注意が必要です。庭の手入れをし始めて感じますが、水はやりすぎるよりも、足りなくくらいの方が良いです。

水やりの頻度

4月下旬は湿度がまだ高い時期ですが、土が乾いてきたタイミングで水やりを行いましょう。水やりをする時間は朝が良いです。蒸発を防ぎ、根にしっかり水分を届けることができます。夕方にやると湿気が残るので、特に蚊などを増やすきっかけになります。

水やりの量

深く水をやることがポイントです。表面だけを湿らせるのではなく、土の深層まで水が届くようにしっかりと水をやりましょう。水やりを深く行うことで、芝の根がより深く広がります。頻度を減らしてでも深く水やりするのが良いです。

 

 

4.雑草の管理:放置してはいけない雑草

春の芝生ケアにおいて、雑草の管理も非常に重要です。雑草が芝生に混じると、栄養や水分を奪い、芝生の成長を妨げる原因となります。特に放置してはいけない雑草がいくつかありますので、注意が必要です。

注意すべき雑草

  • オオバコ
    オオバコは広がりやすく、根が強いため除去が難しい雑草です。放置しておくと、芝生と競合し、根を深く張ってしまうことがあります。早期に取り除くことが大切です。

  • カタバミ
    カタバミは小さな三つ葉のような葉を持つ雑草で、芝生に混ざると急速に広がります。特に湿った場所でよく見られ、芝生の栄養を奪うため、早めに取り除きましょう。

 

  • スギナ
    スギナは根が非常に強く、成長速度も早いので放置すると短期間で広がります。根が深いため手作業で抜くのが難しく、除草剤を使う場合も注意が必要です。

 

  • タンポポ
    春先に特に目立つタンポポは、芝生に栄養を奪われないよう、早めに取り除くことが重要です。根をしっかりと取り除かないと、再生してしまうことがあります。

 

まとめ

4月下旬は春の成長が始まる重要な時期です。この時期に行うべきメンテナンスは、芝生の健康を守り、夏の暑さにも耐えられる強い芝生を育てるために欠かせません。刈り込み、肥料の施肥、水やり、エアレーション、雑草の管理をしっかり行い、元気な芝生を育てましょう。

特に雑草は、芝生の栄養を奪い、健康な成長を妨げる原因となります。放置してはいけない雑草をしっかりと管理し、健康で美しい芝生を作るために、春のメンテナンスをしっかりと行いましょう。